土曜コラム

土曜コラム 今週の読書 山内マリコ 掌編小説「パリ行ったことないの」感想

Paris

こんにちは。

今週は、山内マリコさんの「パリ行ったことないの」を読みました。

山内マリコさんの小説を読むのは2冊目。

先日は映画化もされた、「あのこは貴族」を読みました。

 

お茶会
土曜コラム 今週の読書 山内マリコ 「あのこは貴族」 感想こんにちは。 今週は、山内マリコさんの 「あのこは貴族」を読みました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b...

 

「パリ行ったことないの」は、パリに対する様々な想いを持った

年齢も境遇も違う10人の女性のお話。

ひとつひとつのエピソードは短く、

第一部は、短編ではなく、掌編小説といったところ。

字も大きくて、読みやすいです。

自分は、「ワコちゃん」というタイトルの

60代の専業主婦が主人公のお話が気に入りました。

 

第二部の「わたしはエトランゼ」は短編小説。

第一部の登場人物たちが、実際にフランスで出会います。

10人も登場人物がいたら、誰が誰やらわからなくなりましたが、

なんとなく、

ゆるよし
ゆるよし
そんな人がいたような・・・・

といった感じで、受け流していきました。

 

プロヴァンスでのガーデンランチのシーンが素敵でした。

南仏やイタリアが舞台の映画でよくみかけます。

最近、U-NEXTで観たメグ・ライアン主演の

「フレンチ・キス」でも、そんなシーンをみかけました。



女子あこがれの1シーンですね。

 

世間や、自分自身の価値観にがんじがらめになっていた女性たちが

あこがれに向かって一歩踏み出すような場面を描いた小説。

一歩踏み出したい女性たちにおすすめの本です。

 


それではみなさま、よい週末をお過ごしください。