こんにちは。
今週は原田マハさんが書かれたアート小説「リボルバー」を読みました。
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こちらの本、ゴッホが自殺に使用した拳銃がパリのオークションハウスに
持ち込まれて、そして、、、、という物語。
そのオークションハウスに勤めるゴッホの研究者である日本人女性が
その拳銃の来歴を調べるために、ゴッホ終焉の地、
オーヴェル・シュル・オワーズに出かけたり、探偵役として
さまざまな文献に当たったり、仮説を立てたりしてくれる。
史実の中にフィクションが混じるので、どこまでが本当のことなのか
分からないのだが、いろいろ興味深かったです。
テオはゴッホだけではなく、ゴーギャンも支援していたのか??
そうだとしたら、やっぱり、テオがかわいそう。
巻末の参考文献の量がハンパなかったです。
それだけの量の文献に目を通し、これだけの小説を書くのに
どれほどの時間がかかるのであろうか?
大量の文献を読むことなく、その美味しいところだけを小説という形で
味わうことができる読書って、本当にコストパフォーマンス、
タイムパフォーマンスが高い娯楽である。
本を読む習慣がない人にとっては、本を読むこと自体
不思議な行為のようなのですが、本当に読書は楽しいです。
読書印象画は、ゴーギャンの「黄色いキリスト」。
ゴーギャンの絵は、特に好きでも嫌いでもなかったのですが、
ゴーギャン本人については、なんとなくキライになりましたね。
タヒチでの現地妻の年齢が気持ち悪いです。
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。
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