こんにちは。
今週は燃え殻さんのエッセイ集「すべて忘れてしまうから」を読みました。
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少し前に読んだアンソロジーの感想に
ゆるよし
「燃え殻」? 「燃え殻」ってなんやねん?
と書いたのですが、その「燃え殻」さんの本を買ってみました。
どういう人か分からないのでまずは、エッセイ集から。
結果、とても良かったです。
「燃え殻」というペンネームから、
「あいみょん」とか「Ado」とか、そういう名字のない人たちの
年代の人だと思っていたのだが、
実際は1973年生まれの49歳。(2022年現在)
立派なオッサンなのであった。
身体も心も弱く、社会的立場も弱いという
現代の三重苦の中、細々と生きている人の
悲哀というか、処世術というか、思い出というか、なんだろう
不思議なような、悲しいようなエピソードの数々。
阿部寛さん主演でドラマ化されるそうだが、どうなんだろう?
エッセイのドラマ化って珍しい感じですね。
文章が上手いなぁと思いながら読みました。
「燃え殻」さんは小説を「人生で数える程度しか読んでこなかった」
と書かれていたので、
ゆるよし
文章を読まない人がなんで上手いの?
と驚いたのですが、どうも、雑誌なんかは
よく読んでこられた方のようです。
小説は読まなくても、文章は読んだり書いたりしてきた人のようです。
深夜ラジオのハガキ職人だったそう。
ゆるよし
そうかー、なるほどね。
と思って、「燃え殻」さんを自分の中の
「深夜ラジオを聞く男子たち」の箱の中に入れる。
少し淋しく、でもとても優しい箱だ。
そこには、大槻ケンヂ氏と若林正恭氏も入っている。
「燃え殻」さんの小説も読んでみることに決定しました。
楽しみです。
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それではみなさま、よい週末をお過ごしください。
土曜コラム 今週の読書 角田光代他9人の作家のアンソロジー 「もう一杯、飲む?」 感想こんにちは。
今週は角田光代さん他が書いた、お酒にまつわる小説やエッセイの
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