今週は、谷川俊太郎さんのエッセイ「ひとり暮らし」を読みました。
今年の夏の「新潮文庫の100冊」になっていたので。
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詩人だということと、エッセイストの佐野洋子さんと結婚されていた
ことがあるのは知っていましたが、
谷川俊太郎氏の本を読むのははじめてです。
千葉県にある、写実絵画を集めたホキ美術館で、野田弘志氏が描いた
Tシャツを着てただ立っている谷川俊太郎さんの肖像画を見たことがあります。
タイトルは「崇高なるもの」
なんか、ただものではない感がありました。
さすがに、詩人の書いたもの。
普通の日々の出来事を書いたものや、日記のようなものでも
言葉の選び方や、使い方に ハッ!とさせられます。
言葉の意味や音を、日々真剣に考えている人の書いたものを
読めるのは幸せなことです。
詩人や歌人のエッセイを時々読むのは、日本語を楽しむのに
とてもいいです。
おすすめです。
それでは、みなさま、よい週末をお過ごしください。
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