こんにちは。
今週は穂村弘さんの「これから泳ぎに行きませんか」を読みました。
穂村弘さんの書評集。
先日も別の読書日記を読みました。
穂村さんのエッセイもとても面白くて好きです。
今回は書評集。
前回の読書日記はわりと昔の本が多かった印象ですが、
こちらの書評集は比較的新しい本や作家さんのものが
多かった印象。
自分が読んだことある本の書評もあって、面白かったです。
本の感想っていろいろだ。
自分は、本のレビューっていうのだろうか、Amazonなんかで
その本を読んだ人のコメントが星付きで載ってたりするのを
あまり読まないのですが、
穂村弘さんの感想なら読みたい。
万人の世界像を知りたいとは思わないのですが、
穂村さんの世界像は知りたいし、読んでてとても楽しい。
今回も、素敵な言葉や表現をたくさん見つけました。
「あまりに唐突な悲しみの炸裂」
とか
「逆転世界」
とか
「感動からあまりにも遠すぎて逆に感動する」
とか。
読書日記の感想にも書きましたが、
やはり、穂村氏、読書や言葉による
世界の反転の感覚についての記述がたくさんありました。
本当にその感覚がお好きなんだなぁ~。
わかります!
この本の中にある「僕が君ならそんなことはしない」というエッセイは
以前に別の本で読んだことがあったのですが、
確か、前に読んだ本では
最後の決めの1行だけがめくったページにあったように思う。
今回は、最後の5行がめくったページにあった。
前の本では偶然そうなっていたのであろうか?
残念である。
前読んだ本のページ設定の方がより面白さがあったと思う。
まぁ、それでも面白いのですけどね。
マンガも小説も詩集も歌集も並列で同じ熱量で解説しているのも
いいです。
おすすめです。
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。