こんにちは。
今週は伊坂幸太郎さんの長編小説「クジラアタマの王様」を読みました。
リンク
「伊坂マジック、鮮やかなる新境地」
と裏表紙には書いてありますが、
自分的には、
ゆるよし
ずっとこういうのが読みたかったんだよ!
といった感覚です。
ここしばらく、「暴力」や「悪意」が描かれている小説が多かったので、
読むのがしんどかったのですが、
ゆるよし
やっと戻ってきてくれたんだね!
「クジラアタマの王様」にも、個のお金儲けのために、
全体を不幸にすることを厭わない「悪い人達」の存在はあるのだが、
直接的な暴力をふるってくるのではないので、かなりマシ。
「自分の欲望」のために、他人を犠牲にするという意味では
「虐待」や「いじめ」と同じであり、同じ「悪」ではあるけれど、
「個」を狙った悪ではなく、「全体」を狙った悪なので、
少しまろやかに感じているだけですが。
伊坂作品をずっと読んでいて、
初期の作品がお好きな方にお勧めします。
無条件に楽しいお話。ファンタジーです。
リンク
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。
土曜コラム 今週の読書 伊坂幸太郎「ホワイトラビット」感想おはようございます。
今週の読了は 伊坂幸太郎さんの「ホワイトラビット」
(function(b,c,f,g,a,d,e){b....
土曜コラム 今週の読書 伊坂幸太郎 ふたごのダークファンタジー「フーガはユーガ」感想こんにちは。
今週は伊坂幸太郎さんの「フーガはユーガ」を読みました。
(function(b,c,f,g,a,d,e){b....