こんにちは。
今週は田中兆子さんの短編小説集「私のことならほっといて」を読みました。
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田中兆子さんの作品を読むのは2冊目。
前に「甘いお菓子は食べません」を読んだことがあり、
ゆるよし
面白いなぁ
と思った記憶があったので、こちらの
「私のことならほっといて」を本屋で見つけて買ってみました。
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「甘いお菓子は食べません」がどんな内容だったかと
Amazonの本の内容紹介に目を通しましたが、全く覚えていない。。。。
(とても面白そうな内容でした)
しかし、確かに読んだはずなのだ。表紙も覚えているし。
面白かった手ごたえだけ覚えていて、小説の中身は忘れてしまったようです。
頭の中に消しゴムがあるようです。
今回読んだ「私のことならほっといて」、は7編の短編小説集。
いきなり、けっこうエロい場面からはじまったので
ゆるよし
あれ?田中兆子さんってそんな感じだったっけ??
と朝の電車の中ですこし引きました。(読書タイム)
全体的に、なんだか不思議な感じのする物語。
川上弘美さんの小説を読んだ時に感じるものと近いのだが、
ゆるよし
川上弘美さんの小説より
エロティックさとグロテスクさが3割増といった感じだなぁ~
と思っていたら、最後の解説が川上弘美さんだったので
驚きました。
川上弘美さんが気になったフレーズや
川上弘美さんが小説にとって大切だと思われていることなどが
書かれていてとても興味深かったです。
川上弘美さんの小説が好きな方は好きなのではないかと思います。
川上弘美さんの小説が苦手な方には、より苦手だと思われます。
ご注意ください。
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それではみなさま、よい週末をお過ごしください。