土曜コラム

土曜コラム 「サムのこと 猿に会う」

太宰治

こんにちは。

今週は、西加奈子さんの「サムのこと 猿に会う」を読了。

初期の短編集の文庫化。3編入っています。

その中では、太宰好きの男子高校生と友人が津軽を旅する

「泣く女」が一番好きかな。

西加奈子さんは、あまり読んでいなかったのですが、

友人に勧められて読んだら、すごく面白くて、

いまや”文庫が出たら必ず読む”作家さんのひとりです。

直木賞を獲られた「サラバ」はもう圧巻でした。

直木賞って、なんというか、順番感があって、

その作家さんの最高傑作が受賞するわけではないと思っているので

いつも、そんなに受賞作に対して期待していないのですが、

「サラバ」は本当に良かったです。力作。

「炎上する君」「漁港の肉子ちゃん」もおすすめ。

炎上する君 (角川文庫) [ 西加奈子 ]

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(2020/7/15 23:15時点)

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫) [ 西加奈子 ]

価格:660円
(2020/7/15 23:16時点)

西さんの本は、タイトルと表紙が微妙というかガサついているので

あまり買いたい感じではなかったのですが、買って読んでみたら

すごくよかったです。(バカみたいな感想。小学生か!)

来週は何を読もうかな。

それでは、よい週末を!