結論:建物全体の照明の色温度を合わせましょう。
理由:ちぐはぐ感がなくなりますよ。
夜に街を歩いていると、なんだか、ちぐはぐ感のあるマンションを見かけます。
屋外階段の照明はオレンジ系の電球色なのに、
開放廊下の照明は白っぽい昼白色だったり。
ゆるよし
なぜだ?なぜそんなことをするのだ?
答えは、意匠設計者の怠慢か、意識の低い電気設備設計者か
意識の低い施工業者か、意識の低い管理人か、意識の低いビルオーナー。
10階建てのマンションの7階の階段の照明だけが電球色とか、
廊下に数ある同じ照明器具のなかで、ひとつだけ電球の色が違うとか
平気であります。
おそらく、電球が切れたので、管理人がコーナンで適当に買ってきて
付け替えたのでしょう。
自分がビルのオーナーだったら、すぐに付け替えさせると思います。
美しくないです。
高級レジデンスではそういうことが少ないような気がします。
アパートや賃貸マンションでそういうことをよく見かけます。
新築のマンションでもみかけたりします。
とても残念な気持ちになります。
おそらく、電球色であっても昼白色であっても、コストは変わらないでしょう。
作り手の意識の低さがそういう景観を作っているのなら、本当に残念です。
共用廊下に白っぽい昼白色の照明を使うと、昭和感と建物のみすぼらしさが
増幅するという記事を読んだこともあります。
結論:建物全体の照明の色温度を合わせましょう。
マンションの共用部の照明をすべてLEDに変えるなんてこともよくあると思います。
業者任せにしていたら、なんも考えずに適当にされることがありますよ。
照明の色温度について、ちゃんと指定したほうがいいです。
マンション管理組合の理事長さんなんかには、知っておいて欲しいです。
参考になれば幸いです。