こんにちは。
今週は、近藤史恵さんの 「ときどき旅に出るカフェ」を読みました。
近藤史恵さんの本を紹介するのは2回目です。
以前に読んだ「スーツケースの半分は」で、近藤史恵さんが
たくさん旅をされる方だと知って、他の本も読んでみようと
思っていました。
こちらの「ときどき旅に出るカフェ」は、まず間違いなく
旅に関係する物語だと思って買ったのです。
しかし、カフェが旅に出るはずもなく、
旅に出たような気分になれるカフェ の話でした。
色々な国のデザートや、お茶、カレー、スープなどが出てきます。
それと共に、そこにやってくる人々の
ちょっとした、人間関係のなぞなんかが、
たべもののエピソードにからめて、
解き明かされていくといった内容。
とても、軽い気持ちで読めます。
1ページの文字数も少ないし、漢字も少ない気がします。
この本を読んだ後に、久しぶりに三浦しをんさんの本を
読もうと思ったら、文字や、漢字が多くてちょっと
ビックリしました。
同じ文庫本でも、すごく違うものだなぁ~
主人公は、37歳 会社員 独身 の女性。
会社でのエピソードも「あるある」なので、
それくらいの年代の女性読者に、好まれそう。
と思うこと必至。
カフェって金銭的にも、時間的にも余裕がある人が
行くところだと思う。
紅茶もコーヒーも別に自分の家でも(安く)飲めるし。
居心地がよく、適正価格で、混んでないカフェが
近所にあれば、とても豊かな気持ちになれると思います。
うちの近所にはないので、自分は家のソファでお茶を飲みます。
なので家を居心地よくする努力をしなければなりません。
軽い気持ちでサクサク読めて、
ちょっといろんな国のたべもののことも知れて、
旅をしたような気分になれる本です。
晴れた日に、コーヒーなど飲みながら読むと
いい気分になれますよ。きっと。
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。