こんにちは。
今週は中田永一さんの「ダンデライオン」を読みました。
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中田永一さんの小説を読むのは3冊目。
以前に読んだのは
- 百瀬、こっちを向いて。
- 吉祥寺の朝比奈くん
内容はあまり覚えていないのだが、読みやすくて好きな感じです。
もうひとつの名前(というか、もともとそっちが主流?)の
乙一(おついち)さんの小説も数冊読んだ気がしますが、
こちらは少しダークな感じだったでしょうか?(忘れた)
今回の物語は、タイムトラベルファンタジー。
あまり深く考えずに読むのがいいと思います。
小学生の子供がある日、20年後の大人の自分と入れかわってしまい、
子供と入れ替わった大人の自分が、子供の姿で、
その後恋人となる女の子の危機を救いに行くといった設定。
起点がどこなのだか、考えるとめんどうくさくなるので、
あまり深く考えずに読んでいってしまいました。
とりあえず、本日のブログ画像として時間と行動の流れを描いてみましたが
こんなんで分かりますかね。
- タイムトラベル
- 未来の自分との身体の入れ替わり
- 子供時代の恋人の危機を救いに行く
というファンタジーなのだが、恋人の危機が、
けっこう残酷なので、平和なタイムトラベルものでは
なかったです。
悪い人が出てきます。
ダンデライオンとはタンポポのこと。
語源はタンポポの葉っぱの形がライオンの歯に似ているからだそう。
完全に、花の形が
雄ライオンのたてがみに似ているからだと思っていました。
葉っぱの形ねぇ~。
たしかにギザギザだけど・・・・・。
ちょっと痛みのあるファンタジーです。
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それではみなさま、よい週末をお過ごしください。