こんにちは。
今週は額賀澪さんの書かれた小説「できない男」を読みました。
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額賀澪(ぬかが みお)さんの作品を読むのははじめてです。
失礼ながら、まったく知らない作家さん。
タイトルが面白そうだったので買ってみました。
主な登場人物は二人の男性。
仕事はできるのだが、覚悟のできない男と
仕事も彼女もできない男。
その二人の男が仕事で出会い、
ともに影響しあいながら成長していく
というような物語。
若干のマンガ感がありましたが、
軽くサクサク読めて面白かったです。
なんだかんだ、自分勝手な男たちなので、読んでいて
マジムカつく!
と思われる女子も多そうな・・・・。
解説は吉田大助さん。
先日読んだ男性のお仕事小説アンソロジー「僕たちの月曜日」の編者さんです。
土曜コラム 今週の読書 男性のお仕事小説アンソロジー「僕たちの月曜日」感想こんにちは。
今週は、男性のお仕事小説アンソロジー「僕たちの月曜日」を読みました。
(function(b,c,f,g,a,...
男性の仕事に関する小説というものは、昔はもっと悲壮感というか
生き馬の目を抜く感があったように思うのですが、
最近の小説はそんなでもないですね。
世相を反映してるのかも知れません。
会社に骨をうずめるとか、出世競争とか
そんな風潮が薄まっていますよね。
簡単に辞めちゃうし、転職も一般的になってきていますし。
「お仕事小説」という言葉は、女性の仕事や人生に関する小説という
イメージがあったのですが、こちらの小説は
男性が主人公ながら、「お仕事小説」と呼んでも
違和感がありません。
こういう小説がこれから増えていく気がします。
それではみなさま、よい週末をお過ごしください。
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