結論:ふるさと納税している人は翌年の税額決定通知書を
必ずチェックすべし!
理由:制度を過信するなかれ。大損します!
がんばっているサラリーマンのみなさん。
とってもお得な「ふるさと納税」はしていますか?
いろんな地方に「寄付」して、そのお礼の品(フルーツやお肉!)を頂き
さらに、翌年度の税金が安くなるとってもお得な制度だという。
でもちょっと待って!
翌年度の税金はほんとうに安くなっていますか?
以下、本当にあった怖い話 (ゆるよし体験の実話です)
「ふるさと納税」の制度がはじまったのは、10年前くらいでしょうか。
疑り深く、めんどくさがりのゆるよしは「ふるさと納税」をしていませんでした。
しかし、それから数年。
節約術や投資の本、ファイナンシャルプランナーの記事、雑誌、どれを見ても
「ふるさと納税」お得! するべき!
と書いてある。
「さとふる」や「楽天ふるさと納税」などを見ると、
おいしそうなお肉やフルーツ、お米、ビールなどの返礼品の数々。
それからは、楽しい 寄付先選び。
さくらんぼにするか、いちごにするか、はたまた近江牛にするか。。。。
2000円の自己負担で済む額を試算し、ばんばん、寄付をしていきました。
ただ、おそろしいことに、翌年度の税額が減額されているのを
確かめる方法を知らなかったのです。
ゆるよしは、サラリーマンですが、確定申告をしているので、
ワンストップ特例申請ではなく、2000円の自己負担ですむ範囲で寄付をしていきました。
確定申告で寄付金を入力すれば、自動的に翌年の税額が減額されると信じて。
2019年の年末、たまたま手に取った週刊誌。
「まだ間に合うふるさと納税!急げ!」 といった内容の記事があり、
翌年度の税額の減額が6月にもらう税額決定通知書で確認できるということをはじめて
知ったゆるよし(雑!)。
サラリーマンのみなさんならお分かりかと思いますが、
6月くらいに会社でもらえる
ペラペラの短冊みたいな紙切れがそれです。
と思い、会社で聞いてみると、経費節減のために、人事部に請求しないと
もらえなくなっているということを知らされました。
で、早速、請求。
で、開封。
税額の控除(減額)はわずか2500円。
10万円くらい控除(減額)されてないとおかしい!
震えるゆるよし。確定申告を間違えたのか?!
しかし、確定申告には、ちゃんと、寄付金の額は載っている。
自動的に住民税に反映されるのではなかったのか?
反映されるってどこかに書いてあった気がする・・・・。
震えながら、問い合わせ先の市税事務所に乗り込むゆるよし。
調べて欲しいのですが。
窓口でパソコン端末を操作する市税事務所担当者。
モニターを見る目が、ぐりぐり大きくなっていきます。
待つこと15分。
呼ばれて窓口に行くと
こちらのミスで税額の控除がされていませんでした。
えーっ?!
そんなことがあるのですか?
確定申告したら自動的に控除されるのではないのですか?
申し訳ありません。ちょっとエラーがあったようで、
職員が手入力で修正した際に
記載漏れがあったようです。
そんなことってありますか?????
ワザとか?ワザとやってんのか?
控除の適用漏れについては、今後、
会社の給与から引かれる税金で
調整させていただくことになります。
脱力のゆるよし。
あまりのことに、ボーゼンとしてしまい、フラフラと家に帰ったのであった。
しかし、あとから、ムクムクと怒りがこみ上げる。
どーゆーこと?それって、自分が気づかなかったら大損していたってこと?
さくらんぼだ 牛肉だ と喜んでいたものは10万円もしたということ?
これって、ニュースになるレベルの話じゃないの?
てか、市税事務所の所長クラスが菓子折り持って謝罪に来るレベルの
話じゃないの?
てか、自分ひとりだけの話なの?
他にも知らずに税金もっていかれてる人がいるんじゃないの?
むー。。。。。その真偽は不明。
しかし、「ふるさと納税」をしている全大阪市民に警鐘を鳴らしたい。
いや、「ふるさと納税」をしている全国民に警鐘を鳴らすっ。
制度を過信するべからず!
自動的に翌年度の住民税が減額されていると思っているとしたらあまいです。
結論:ふるさと納税している人は翌年の税額決定通知書を
必ずチェックすべし!
どえらい損をしているかも知れませんよ。
そして、自分で気づかなければ、返してもらえませんよ。
後日送られてきた税額変更通知書がこれ↓
マジで参考にしてくださいっ!